雑記「東京と君の名は」

 

 

自らの足で東京へ行ったのは

「君の名は」が上映されて間もなくだった。

 

過去に修学旅行で行ったのは一瞬しか記憶にない。

ただ、耳がついた車が道路を走っていて異世界だと思ったこと

それだけは記憶にある。

 

そしてそれから数年経ち、自分の足で東京へ向かった。

まともに記憶に残った東京はこれが初めてだ。

よく、田舎者は東京に行くと真新しい感じで感動するというような

描写を見かけるけど、私は感動とはまた違った気がする。

 

人ごみでもみくちゃになって、次の場所に行くのが精一杯だった

信号を渡ることで手いっぱいだった。

立ち止まれる場所を見つけることでいっぱいだった。

 

けど、モノレールに乗って町中を見渡せる風景は凄かった。

同じ日本とは思えなかった。

高いタワーに登って下を見下ろす景色ではない、動く景色だった。

 

隙間なく建物がしき詰まる。

どうしてここまで建物を詰めたんだろうそんな感じのことを思っていた。

モノレールはアトラクションみたいだった。

 

 

街では「君の名は」の上映にあたり色々なところでそれを見かけた気がする。

そして、歩きながら知らぬ間にその曲を聞いていたのだろう。

 

 

東京から帰ってきて、東京の記憶は消えそうになる

ごちゃごちゃの中に居て夢を見て生きているようだった。

 

けど、「君の名は」の曲をたまに聞くとあの時の情景が浮かぶ。

あの絵を見ると、あの情景が浮かぶ。

 

 

私の中の夢のような情景は、現実だったと言う証拠になる。